高齢女性が運転のクルマがカーブで逸脱、路外の2人がはねられ死亡

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75歳の女性が運転する軽乗用車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱するとともに、路肩付近にいた2人をはねた。2人は収容先の病院で死亡、運転していた女性も重傷を負っている。

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2日午後2時50分ごろ、兵庫県宍粟市内の県道を走行していた軽乗用車が道路右側の路外に逸脱し、近くにいた男女2人をはねた後、電柱にも衝突する事故が起きた。2人は収容先の病院で死亡している。

兵庫県警・宍粟署によると、現場は宍粟市一宮町安積付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車はカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外に逸脱して、路肩付近にいた男女を次々にはねた。クルマはその後も走り続け、約15m先の電柱に衝突してようやく停止している。

クルマにはねられた67歳の男性と、82歳の女性は全身を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく2人とも死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する75歳の女性も腹部などを強打する重傷を負っている。

警察ではクルマを運転していた女性がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は緩やかなカーブで、通常であれば無理なく曲がれるような場所だという。
クルマは路外の2人をはねた後も走り続けており、アクセルとブレーキを踏み間違えていた可能性も高いとみられる。

《石田真一》

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