箱根ターンパイク、アネスト岩田がネーミングライツ取得…ナンバリングも導入

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  • アネスト岩田 ターンパイク箱根、案内サインの一例
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エアコンプレッサー製造・販売大手のアネスト岩田は、箱根ターンパイクのネーミングライツ(命名権)を取得。3月1日より新名称「アネスト岩田 ターンパイク箱根」となることが決定した。

アネスト岩田は横浜市に本社を構える産業機械メーカー。1926年の創業以来、日本の塗装機器およびエアコンプレッサ業界をリードし続けるとともに、世界20か国以上での海外事業も展開している。

今回のネーミングライツ取得は、クルマとバイクに関連するすべてのユーザーと同社製品が深いつながりを持っていることや、箱根ターンパイクがクルマやバイクの聖地として長年愛せれ続けてきたことなどが理由。同じ神奈川県に本社を置く企業として、地域に根差した活動を通じて、地域活性化に貢献するとの両社の想いが一致したことにより実現した。

箱根ターンパイクは、神奈川県小田原市から箱根を経由し湯河原町に至る、全長15.752kmの有料道路。2007年に東洋ゴムがネーミングライツを取得し、道路名称を「TOYO TIRES ターンパイク」に変更、2014年にはマツダがネーミングライツを取得し、「MAZDA ターンパイク箱根」となっていたが、2017年8月にマツダとの契約期間が満了となっていた。今回、道路名称は「アネスト岩田 ターンパイク箱根」となり、芦ノ湖と富士山の絶景が楽しめる大観山スカイラウンジは「アネスト岩田 スカイラウンジ」となる。

また、新名称のスタートに併せて、民間会社が管理する一般自動車道では全国初となる「自動車道ナンバリング」を案内サインに導入。道路番号は箱根小田原本線(小田原早川~大観山入口)が「D18a」、箱根伊豆連絡線(箱根芦ノ湖口~湯河原峠)が「D18b」となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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