Fujisawa SST協議会とヤマト運輸は、Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)に、街全体の総合的な物流インフラとなる「ネクストデリバリースクエア」を11月1日に開業すると発表した。
Fujisawa SSTは、神奈川県藤沢市で19社1協会による街づくりプロジェクト。くらし起点で実稼働するスマートタウンとして、街に関わる人々と持続可能なスマートライフを育み、新たなサービス・技術を取り入れ、100年先も続く街づくりに取り組んでいる。
今回開設するネクストデリバリースクエアでは、Fujisawa SSTがさらに住み良い街、開かれた街へと進化し続けていくために、物流のオンデマンド化や暮らしをトータルでサポートするなど、生活をより便利、快適、安心にするサービスを提供する。
これまで宅配事業者がそれぞれ配達していたFujisawa SST内の荷物をヤマト運輸が集約し、一括して配達。さらに、2017年3月から全ての荷物情報を一本化し、当日の配達予定情報や不在連絡をFujisawa SST内の各住宅に設置されたスマートテレビに配信する。居住者は、テレビ画面からまとめて配達日時の変更や受取場所の指定ができるため、各宅配事業者に連絡し、荷物を別々に受け取る手間や時間が省け、エコでスマートな荷物の受け取りができる。
また、特選品の取り寄せやルームクリーニングなどの快適生活サポートサービス、ネクストデリバリースクエアが開催するイベント情報などを紹介する特設サイトを開設。そのほか、ヤマト運輸の社員がFujisawa SST周辺の幼稚園や小中学校に通う子ども向けに、交通安全の知識や働くことの大切さを伝えるために、ネクストデリバリースクエア独自のプログラムで「こども交通安全教室」や「職業体験」も実施する。