英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは9月12日、英国工場の生産体制を再編すると発表した。
今回の発表は、ジャガーブランドの新型車、スポーツセダンの『XE』とSUVの『F-PACE』の需要が増していることを受けての対応。ジャガーXEを、英国のキャッスルブロムウィチ工場での生産に切り替える。
ジャガーXEは現在、英国のソリフル工場で生産中。ソリフルからキャッスルブロムウィチに生産を移管することにより、ジャガーのすべてのスポーツカーとサルーンの生産が集約される。
一方、ソリフル工場では、ジャガーF-PACEと、ランドローバー『ディスカバリースポーツ』の生産を継続。両車に需要の応えるため、引き続き24時間3シフト制で、生産を続けていく。
なお、ジャガー・ランドローバーは、今回の生産再編に伴い、キャッスルブロムウィチ工場に投資。同工場に、新たなプレスラインや車体工場、最終組み立てラインを設ける計画。