大阪ガスは2月19日、京都市で建設を進めていた「上鳥羽水素ステーション」が完成したと発表した。
上鳥羽水素ステーションは、京都府初となる移動式の水素ステーション。3月30日の開所を予定しており、大阪ガスが運営する商用の水素ステーションとしては、北大阪水素ステーションに続き2か所目となる。
移動式水素ステーションは、水素を供給する設備を搭載したトレーラーを専用スペースに駐車して水素を燃料電池自動車(FCV)に販売する。上鳥羽水素ステーションでは、都市ガスから水素を製造する装置「HYSERVE-300」を設置している北大阪水素ステーションで製造した水素を運搬し、移動式水素ステーションで供給。北大阪水素ステーションと上鳥羽水素ステーションを一体運用する「マザー&ドーター方式」を確立することで、北大阪水素ステーションの稼働率を向上し、より効率的な運用を目指していく。