21日午後10時50分ごろ、愛媛県新居浜市内の県道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。橋の欄干を突き破って約20m下の沢へ転落した。この事故でクルマに乗っていた5人が重傷を負っている。
愛媛県警・新居浜署によると、現場は新居浜市別子山付近で片側1車線の急なカーブ。軽乗用車はカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。前方にある橋の欄干へ衝突し、これを突き破って約20m下に転落した。
転落によってクルマは中破。乗っていた5人は近くの病院へ収容されたが、骨折や打撲などの重傷を負っている。
クルマは定員が4人で、定員外乗車の状態だった。警察では運転していた19歳男性がハンドル操作を誤ったものとみて、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。