スバル(富士重工)の米国生産子会社、SIA(スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ)は9月21日、米国インディアナ工場を拡張すると発表した。
SIAは、1987年に設立。インディアナ工場は1989年に稼働した。現在、『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)や『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)を生産している。
SIAは今回の工場拡張に、1億4020万ドルを投資する計画。年産能力をおよそ10万台へ引き上げる。2017年までに、1200名以上の新規雇用の創出も見込む。
SIAは2013年5月にも、拡張計画を発表。現在、工事は進められており、2016年から、『インプレッサ』の現地生産を開始する予定。インプレッサは現在、スバルの群馬県矢島工場で組み立てられている。
SIAのトム・イースターデイ上級副社長は、「今回の拡張により、伸びる需要に見合う多くのスバル車を生産することが可能になる」とコメントしている。