民事再生手続き中のスカイマークは、東京地方裁判所が、再生計画案2案を債権者集会で投票にかけて決議することを決定したと発表した。8月5日に債権者集会を開く。
スカイマークの再生計画に向けては、インテグラルやANAホールディングスによる再生計画案と、大口債権者であるイントレピッド・エアクラフト・リーシングがまとめた再生計画案の2案が東京地裁に提出されている。
インテグラルなどによる再生計画案は、航空会社のスポンサーがANAで、イントレピッド案では複数の航空会社と交渉中としている。100万円を超える部分の債権に対する弁済率は、両者の案ともに5%。
東京地裁は、再生計画案2案について債権者集会で諮り、債権者の投票で決めることにした。債権総額の2分の1以上の賛成を集めた案が採用される。
再生計画案は8月5日に開催される債権者集会で決議される。