英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは4月30日、2014年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は4億6800万ポンド(約850億円)。前年の5億1900万ポンドに対して、9.8%の減少となった。
また、EBITDA(税引き前利益に支払い利息と減価償却費を加算したもの)は、6600万ポンド(約120億円)。前年の8480万ポンドに対して、22.2%減となっている。
EBITDAが落ち込んだのは、新型車の開発費用が、前年比45%増と増えたのが、大きな要因。アストンマーティンは、車種ラインナップを拡大し、販売増を目指す。
アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは、「今後10年以内に、車種ラインナップを増やし、高級車市場における存在感を強化していく」と述べている。