16歳少年が無免許運転、街路樹に衝突し死亡

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9日午前2時20分ごろ、岐阜県関市内の国道248号を走行していたワゴン車が路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、街路樹に衝突する事故が起きた。クルマは横転中破。無免許で運転していた16歳の少年が死亡。同乗者2人も負傷している。

岐阜県警・関署によると、現場は関市小屋名付近で片側1車線の緩やかなカーブ。ワゴン車はカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、街路樹や標識柱に側面から衝突した。

クルマは横転中破。運転していた山県市内に在住する16歳の少年は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。助手席に同乗していた16歳の女性と、後部座席に同乗していた16歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

死亡した少年は無免許で、父親名義のクルマを乗り回していた。負傷した2人は「ドライブをしていた」などと供述しているようだ。警察では高速度で進行していた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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