わたらせ渓谷鐵道、開業時の車両が引退へ…記念ツアー開催

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3月29日に開催される、わ89-302の「ファイナルツアー」の案内。「さよなら302 わたらせ」のヘッドマークを掲出する。
  • 3月29日に開催される、わ89-302の「ファイナルツアー」の案内。「さよなら302 わたらせ」のヘッドマークを掲出する。
  • わ89-302の引退により、わたらせ渓谷鐵道で最も古い車両は1990年増備の、わ89-311~313になる。写真は、わ89-313(手前)と、わ89-311(奥)の2両。
桐生(群馬県桐生市)~間藤(栃木県日光市)間44.1kmのわたらせ渓谷線を運営するわたらせ渓谷鐵道は3月29日、わ89形気動車302号の引退を記念した「ファイナルツアー」を開催する。

わたらせ渓谷線は1989年、JR東日本から足尾線の経営を引き継ぐ形で開業。わ89形はこのときに導入された気動車で、ロングシートのわ89-100形、セミクロスシートのわ89-200形、転換クロスシートを装備したイベント対応車のわ89-300形、さらに1990年以降に増備されたわ89-310形の4種類が存在する。このうち、わ89-300形の302号は「わたらせ」の愛称が付けられており、1994年には皇太子ご夫妻が乗車している。

わ89形は事故や新型車両の導入に伴い廃車が進み、現在残っているのは302号「わたらせ」と、1990年以降に増備された310形のみとなっている。このうち開業時に導入された302号がまもなく引退することになり、3月29日に記念ツアーが実施されることになった。

ツアー列車は、午前と午後に桐生~間藤間を1往復する。運行時刻は、午前の部が桐生9時31分発~間藤11時07分着・11時32分発~桐生13時19分着、午後の部が桐生13時36分発~間藤15時18分着・15時29分発~桐生17時02分着。途中、神戸駅で10分程度の停車時間が設けられる。

午前・午後各40人を募集し、旅行代金は弁当付きで大人5500円、小学生以下4600円。参加者には、D型硬券タイプの記念乗車証やツアー限定キーホルダー、記念切符がプレゼントされる。申込みは、わたらせ渓谷鐵道営業企画課が電話で受け付けている。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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