前走車に追突した弾みで対向車とも正面衝突、運転の高齢男性死亡

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11日午後6時ごろ、山口県岩国市内の国道188号を走行していた乗用車に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。軽乗用車はこの弾みで対向車線側へ逸脱し、対向車とも正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた70歳の男性が死亡している。

山口県警・岩国署によると、現場は岩国市保津町付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は前走する乗用車に追突した弾みで対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた別の乗用車とも正面衝突した。

この事故で軽乗用車は中破。運転していた同市内に在住する70歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約3時間後に死亡。対向車も中破し、運転していた41歳の女性は胸部骨折などの重傷を負っている。

死亡した男性が運転していた軽乗用車は、この直前に現場近くで当て逃げ事故を起こしていた疑いもあり、警察はこちらの事故との関連も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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