交通トラブルを発端として故意に停止か、後続トラック追突で4人が死傷

自動車 社会 社会

6日午後9時35分ごろ、宮城県大崎市内の東北自動車道上り線で、第2車線に停車していた2台の乗用車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突する事故が起きた。停車していた2台のうち、後部のクルマが大破。乗っていた4人が死傷している。

宮城県警・高速隊によると、現場は大崎市古川清水沢付近で片側2車線の直線区間。仙台市宮城野区内に在住する53歳の男性が運転する乗用車は第2車線上で停止。その後ろを走っていた多賀城市内に在住する28歳の男性が運転する乗用車も進路を塞がれる状態で停止したところ、さらに後ろから進行してきたトラックがほとんど減速しないまま追突した。

この事故で後方に停止していたクルマが大破。後部座席に同乗していた25歳と26歳の男性が死亡。運転者と助手席の同乗者が重軽傷を負った。最初に停止したクルマも中破し、運転者と助手席の同乗者が軽傷。トラックの運転者も軽傷を負った。

最初に停車したクルマの運転者は「後ろのクルマがハイビームで眩しかったために停車した」などと供述しており、警察では交通トラブルが事故に発展した可能性が高いとみて、双方の運転者の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース