中東を代表する国際航空会社のエミレーツ航空(アラブ首長国連邦、UAE)は7月14日、UAEのドバイとハンガリーのブダペストを結ぶ路線の新規開設を発表した。就航開始日は10月27日。
ドバイ-ブダペスト線はデイリー運航。エアバスA330-200型機(乗客定員278人)を使用。エミレーツは、ハンガリーと中東・極東間の移動が便利になることで、ハンガリーの経済成長と関わりが深い、タイ・中国・スリランカといったアジア市場の需要掘り起こしを目指す。
欧州進出を進めるエミレーツは、ブダペストにオフィスとカスタマーコンタクトセンターを新設することも発表した。職員の現地雇用はブダペストに数百万ドル規模の経済効果を生むとみられる。