ヤマハ発動機の柳弘之社長は7月1日に都内で開いた3輪バイク『トリシティ MW125』発表会で2017年までに3輪バイクを3~4機種にまで拡大する方針を明らかにした。
柳社長は「第3の移動体、リーニング・マルチ・ホイール(LMW)、トリシティを提案する。第3の移動体は2輪、4輪にはない新しい価値、今までにない走りの驚き、楽しさを提供する乗り物」と強調。
さらに「トリシティはお客様を広げる。ヤマハの提供するLMWの世界は広がっていく、ユーティリティからスポーツへ、コミューターからレジャーへ幅広いラインアップで新しい市場を造り出していく」と述べた。
また柳社長は2017年までに3輪バイクをグローバルで年間10万台販売する計画を明らかにした上で「LMWという定義の乗り物は、(125ccよりも)上の方にどんどん広がっていく。(17年までには)最低3~4機種投入する計画。」と語った。
ヤマハは125ccエンジンを搭載したトリシティ MW125を9月10日から国内で販売を開始する。すでにトリシティ MW125の生産国であるタイで販売を開始しているほか、欧州にも投入する計画。