英国でスポーツカーを少量生産しているケータハムカーズ。一部メディアの身売り報道に対して、同社がこれを否定する声明を発表した。
事の発端は、マレーシアの『The Edge Malaysia』の報道。同メディアが、格安航空会社エアアジアのオーナーのマレーシア人実業家で、ケータハムF1チーム代表兼ケータハムグループ副会長を務めるトニー・フェルナンデス氏が、「F1チームやケータハムカーズを売却する意向」と報じたのだ。
この報道を受けて、5月27日、ケータハムグループは声明を発表。「報道は憶測で事実に反する。ケータハムグループが売却されることはない」と、報道内容を否定している。
ただし同社は、「現在、新たな出資者を求めているのは事実。これは、事業拡大という野心的計画を実現するため」とコメント。
また、トニー・フェルナンデス氏は、「ケータハムグループが身売りすることはない。我々は自動車を作るということに情熱を持っている」と述べた。