日本航空(JAL)は、2013年度年末年始(2013年12月20日~2014年1月5日)の利用実績を発表した。
国内線は、提供座席数が前年同期比3.6%増の229万2005席に対して、旅客数が同11.0%増の163万5101人となった。日並びが良いことや、先得・スーパー先得などの割引運賃が好評で、利用率は前年を約5ポイント上回る71.3%となった。
方面別では沖縄・北海道方面の利用率が前年を約5ポイント上回り、好調だった。東北・北陸方面も、帰省需要に加えて観光が増加、利用率が10ポイント増となった。
国際線は、提供座席数が同2.5%増の51万4222席に対して、旅客数が同3.2%増の42万6480人だった。米州路線を中心とした中長距離路線が好調で、短距離路線では、グアム線が好調だった。また、中国線も需要が回復傾向となった。国際線全体の利用率は前年を約1ポイント上回る82.9%だった。
方面別では新座席を導入したロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、バンクーバー線が好調で、欧米線全体の利用率を押し上げた。