12日午前6時5分ごろ、神奈川県横浜市金沢区内の市道を走行していたバイクが道路左側の歩道に乗り上げ、金属製フェンスに衝突する事故が起きた。この事故で16歳の少年が死亡。同年代の少年が意識不明の重体となっている。
神奈川県警・金沢署によると、現場は横浜市金沢区柴町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。バイクは少年2人が乗車。右カーブを進行中に路外へ逸脱。三差路交差点から歩道に乗り上げ、道路左側前方の金属製フェンスに突っ込んだものとみられる。
転倒しているバイクと少年たちを発見した通行人が警察へ通報。2人は近くの病院へ収容されたが、同区内に在住する16歳の少年が頭部強打でまもなく死亡。同年代とみられる別の少年も頭部強打で意識不明の重体となっている。
現場にはブレーキ痕があり、高速度で進行中にハンドル操作を誤った可能性が高いとみられている。警察では重体となっている少年の身元特定と、運転者の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。