横断の高齢男性はねられ死亡、逮捕の男にひき逃げ容疑適用も検討

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10月29日午後5時50分ごろ、鹿児島県鹿屋市内の県道で、徒歩で道路を横断していた76歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた23歳の男を逮捕している。

鹿児島県警・鹿屋署によると、現場は鹿屋市川西町付近で片側1車線の直線区間。76歳の男性は徒歩で道路を横断していたが、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する23歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

事故後、男は近くの駐車場までクルマを走らせた後に現場へ戻っており、警察ではひき逃げにあたる可能性もあるとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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