ロールスロイスは、ルフトハンザからエアバス350-900型機25機に搭載するトレントXWBエンジンを受注したと発表した。受注総額はトータルサポートサービスを含めて15億ドルとなる。
トレントエンジンシリーズは、ロールスロイスの世界で最も効率的なエンジン。累計受注は既に1400基を超えており、ロールスロイスで最も早いペースで受注を獲得している。
トレントXWBエンジンはA350XWB向けに開発したエンジン。エアバスはA350XWBの初号機にこのエンジンを搭載し、6月14日に最初のテストを実施した。
ルフトハンザは、エアバスにA350-900型機の確定25機、オプション30機を発注した。確定発注した25機全てにトレントXWBエンジンを選択した。
ルフトハンザのニコ・ブッフホルツ・エグゼクティブ・バイス・プレジデントは「トレントXWBエンジンとエアバスA350との組み合わせは、パワフルなコンビネーションで、高水準な顧客サービスを引き続き提供するのに貢献する」とコメントしている。
ルフトハンザとロールスロイスは連携を強化している。ルフトハンザはA380、A330、A340の合計60機にトレントエンジンを選んだ。