宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)の曝露パレットが、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームから取り外され、「こうのとり」4号機の補給キャリア非与圧部に戻されたと発表した。
曝露パレットは「きぼう」ロボットアームによって船外実験プラットフォームから取り外された後、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(SSRMS)に受け渡され、8月30日午後11時35分に補給キャリア非与圧部へ収納された。
曝露パレットには、不要となった米国の実験ペイロードSTP-H3(スペース・テスト・プログラム-ヒューストン3)が搭載されており、「こうのとり」4号機の再突入とともに廃棄される予定。「こうのとり」4号機のプロジェクトは順調に進展している。
今後「こうのとり」4号機は、9月4日に「ハーモニー」(第2結合部)から取り外され、9月5日にISSから分離する予定。