WRCは8月29日、先週末に行われたラリードイツで初勝利を飾ったダニ・ソルドについて、シトロエンの監督であるイブ・マトンは彼の勝利を絶賛しつつも、来季のチーム復帰に関しては不透明であると発言したことを明らかにした。
マトン氏は今週中に、2014年度のチームのドライバーラインアップを選択する作業を行うことになっている。そして彼はラリードイツ終了後、今年の初めにフランスのマニュファクチャー・チームに再合流したスペイン人ドライバーを賞賛した。
「我々が彼とサインを交わした時、プランは彼を我々のチームで初勝利させることで、アイデアはターマック上で勝つことだった。彼にとってラリーのスタートは簡単ではなかったが、彼のスピードは良くなる一方だった。土曜日に彼はドライでもウエットでも速かったことで、私を感心させた」とマトン氏は語った。
しかし彼は、砂利道イベントでの惨めなパフォーマンスの後、ラリーオーストラリアの参戦から外されたソルドの来季の復帰に関しては、回答を避けている。
「勝利は重要なことであるのは確かだ。しかしそれはただ一度のことでしかない。誰かとサインをする時、そのドライバーに勝ってもらいたい。だが、他の要素もここでは需要な役割を果たしている」とマトン氏は説明した。