【プロ・モトクロス選手権 第7戦】レッドバドの450クラスでビロポトが完勝

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450クラスのスタート
  • 450クラスのスタート
  • ライアン・ビロポト
  • ジェームズ・スチュアート
  • ライアン・ダンジー
  • ジョシュ・グラント
  • 450クラスの表彰台(左からスチュアート、ビロポト、グラント)

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権の第7戦は、7月6日にミシガン州南西部でレッドバド・ナショナルが行われ、450クラスではポイントリーダーのライアン・ビロポトが両方のモトを完全制覇して勝利したことを伝えた。

450クラスの第1モトでは、トヨタ/JGR/ヤマハのジョシュ・グラントが勢い良く飛び出してホールショットを奪い、そのままオープニングラップをトップで終了した。しかし7番手から猛烈にチャージして来たビロポトが第4ラップでグラントを捕らえてリードを奪った。

ビロポトは安定したペースで2位以下とのギャップを開き、2位争いはレッドブル・KTMのライアン・ダンジーとヨシムラ・スズキのジェームズ・スチュアートの間で繰り広げられるが、ダンジーは転倒の後にエンジンをスタートすることができず、結局このモトをリタイアすることとなった。一方のグラントはスムーズで安定したパフォーマンスを見せて3位でフィニッシュした。

第2モトではスチュアートが飛び出してホールショットを奪うと、そのままビロポトと激しい争いを繰り広げ、さらにそこにダンジーが交じる三つ巴の戦いとなった。ビロポトはスチュアートがミスを犯したウープス・セクションでトップに立ち、さらにダンジーもビロポトに続いて順位が入れ替わり、ダンジーとスチュアートはビロポトを追い詰めようとするが、ダンジーの不運は再び彼を転倒させ、彼は結局このモトを11位でフィニッシュすることとなってしまった。

「僕達はシーズンをとても良いポジションでスタートしたが、その後少し(勢いが)薄れ初めていた。しかし今は自分達がいるべきところに戻った気がする。トラックはラフになって来ていて、スピードはどんどん速くなったので、僕達は今日ペースを結構ハードにプッシュした」と勝利したビロポトは語った。

尚、プロ・モトクロスの第8戦は、7月20日(土)にワシントン州のワショウガルで、ピーターソン・キャット・ワショウガル・ナショナルが行われる予定である。


レッドバド450クラス総合結果

1. ライアン・ビロポト(1-1)
2. ジェームズ・スチュアート(2-2)
3. ジョシュ・グラント(3-5)
4. トレイ・カナード(5-6)
5. ジャスティン・バルシア(9-4)
6. ジャスティン・ブレイトン(6-8)
7. マルコム・スチュアート(8-7)
8. アンドリュー・ショート(4-12)
9. ジェイク・ウェイマー(7-13)
10. ブロク・ティックル(11-11)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

450クラス・ポイント・スタンディング

1. ライアン・ビロポト(333)
2. ライアン・ダンジー(291)
3. ジャスティン・バルシア(249)
4. トレイ・カナード(200)
5. ジェームズ・スチュアート(184)
6. マイク・アレッシ(170)
7. アンドリュー・ショート(137)
8. ブロク・ティックル(135)
9. ジョシュ・グラント(131)
10. ジェイク・ウェイマー(131)

《河村兵衛》

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