スズキは6月24日、「ワゴンR」の横滑り防止装置コントローラに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2012年9月10日~2013年4月4日に製作された1246台。
四輪駆動の横滑り防止装置付仕様車で、誤って二輪駆動仕様の制御プログラムを書き込んだため、凍結路面等でゆっくり制動したときにABS(アンチロックブレーキシステム)が作動せずに車輪がロックし、車両安定性が損なわれるおそれがある。
全車両、制御プログラムを良品に書き換える。
不具合発生はなく、社内の情報で発見した。
事故は起きていない。