大阪市交通局は5月31日、「大阪市営交通の110(いいお)話」と題し、市営交通にまつわる思い出話などを募集すると発表した。
大阪市の交通事業は1903年、日本初の公営電気軌道として路面電車(大阪市電)が開業。1927年には市営バスの営業を開始し、1933年に日本初の公営地下鉄である御堂筋線が開業した。
市電は1969年に廃止され、現在は地下鉄と新交通システム、路線バスを運行している。今年は市営交通の開業から110周年にあたる。
企画のテーマは「地下鉄・バス・市電などに関するちょっといいお話や、心温まる思い出」など。文字数は400字以内で、交通局の公式ホームページと郵送で受けつけている。
締切は7月31日必着。入賞者は9月12日、海遊館ホールで開催する大阪市営交通110周年記念式典において表彰される予定。