猪瀬都知事でも継続...三宅島エンデューロレース

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
三宅島エンデューロレース
  • 三宅島エンデューロレース

三宅島エンデューロレース2013の今年の開催が決まった。10月26日と27日の2日間。レースは26日に実施される。主催のNPO法人「三宅島スポーツ振興会」(築穴辰雄理事長)が5月30日の総会で決定した。

昨年並みの100台を参加を目指す。レース参加の募集は7月に始まる予定だ。

同レースは石原新太郎前東京都知事の発案で07年から形を変えながら開催を続けるバイクイベントだが、2012年の開催には、ほぼ毎年のように島を訪れた名誉会長である石原氏が不参加。

さらに、年末に実施された都知事選挙で、猪瀬直樹氏が都知事に就任。村長も石原氏と共に実現に尽力した平野祐康氏から桜田昭正氏へと交代して2度目のバイクイベントとなることから、その方が注目された。

ただ、レースの規模は、例年より縮小される。イベント事業費が3分の1程度に圧縮されるためだ。

同振興会はイベント運営会社をプロポーザル方式の入札で選定し、新しく埼玉県川島町の「モトロマン」が選んだ。

また、レース車両の輸送は、人気の高い当日持ち込みだけに絞ることになった。竹芝客船ターミナルから三宅島までは貨客船で約7時間かかる。過去2回のレースでは、1週間前に預けてコンテナ輸送する方法もとられたが、利用者からマシンと自分の渡航で2度も港を往復しなければならないため、利用が少なかったので見直した。

「できる限り経費を削って、手作り感のあるものにする」(同振興会関係者)と、いう。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集