ヴァレオグループは5月16日、同社の研究開発・プロダクトマーケティング担当 グループ上席副社長にジャン-フランソワ タラビアを任命したと発表した。
2009年よりフランスのセグラ・テクノロジーの最高経営責任者を務めてきたタラビアは、シーメンスの自動車部門であるシーメンスVDOオートモーティブでキャリアをスタートし、1991年から主にドイツでさまざまな職務を担い、2003年に同社のボディーシャーシ部門の最高執行責任者に任命された。2006年には、ヘラーに入社しドイツの電子部門での最高経営責任者に任じられた経歴をもつ。
また、タラビアはトゥールーズにあるポール・サバティエ大学でコンピューターサイエンス・マスターIIの学位を取得し、トゥールーズ社会科学大学で経営学修士号を取得している。
ヴァレオグループの最高経営責任者であるジャック・アシェンブロワは、「彼は、幅広く、多彩な分野でキャリアを積んでおり、製造に関する造詣も深く、国際経験も豊か。彼の入社により、ヴァレオの研究開発をさらに推進し強化することができるでしょう」と語った。