三菱電機、EV・HEV用の大容量IPM自動車用パワー半導体モジュールをサンプル提供開始

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Jシリーズ IPM TYPE+B (画像は開発中のもの)
  • Jシリーズ IPM TYPE+B (画像は開発中のもの)

三菱電機は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)用モーターのインバーター駆動に用いる自動車用パワー半導体モジュールの新製品として「Jシリーズ IPM TYPE+B」2種のサンプル提供を8月5日に開始する。

新製品は、自動車用IPMとして、新たに600V/800A、1200V/500Aの大容量タイプをラインナップ。「JシリーズIPM TYPE-B」と同一搭載面積で大容量化を実現し、インバーターの小型化に貢献する。

また、低損失CSTBTTM(Carrier Stored Trench-Gate Bipolar Transistor)6素子に、従来の駆動回路・保護回路・絶縁回路に加えて新たに電源回路を内蔵したオールインワンパッケージにより、インバーターのスリム化・高機能化に貢献している。

なお、同製品は5月14日から16日の期間、ドイツのニュルンベルグで開催される「PCIM(Power Conversion Intelligent Motion)Europe 2013」に出展する。

《村尾純司@DAYS》

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