JR北海道は3日、2013年春の全国交通安全運動の実施にあわせ、踏切事故の防止を図るために、4月6日から15日まで「春の踏切事故防止キャンペーン」を実施すると発表した。
期間中は、全道の駅や踏切で、「踏切手前での確実な一旦停止と安全確認」や「万が一、踏切内に閉じこめられたら、そのまま車を進めて、まず脱出」、「車が動かなくなった時には発炎筒や非常ボタン等で列車を止める」などの呼びかけが行われる。また、線路内立ち入りや置き石等の禁止を地域と連携して子どもたちに呼びかけていくとしている。
なお、2012年度の踏切事故発生件数は7件で、2011年度より6件減少した。しかし、悲惨な事故に繋がりかねない踏切の無理な通行、警報機が鳴っている踏切を無理に通行したことが原因と考えられる遮断ポールの折損は数多く発生している。