ショートカット横断の女性2人、はねられ死傷

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3月28日午後2時ごろ、岩手県釜石市内の市道で、徒歩で道路を横断していた高齢女性2人に対し、交差進行してきた軽トラックが衝突する事故が起きた。2人は病院へ収容されたが、このうち1人が死亡。1人が重傷を負っている。

岩手県警・釜石署によると、現場は釜石市鈴子町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。高齢女性2人は徒歩で道路を横断していたが、交差進行してきた軽トラックに次々とはねられた。

2人は近くの病院へ収容されたが、このうち69歳の女性が頭部強打で翌29日未明に死亡。74歳の女性も足を骨折する重傷を負った。

現場はスーパーマーケットの前。約30m離れた場所には横断歩道の設置された交差点もあるが、2人は対向車線側にあるバス停に向かうため、遠回りを嫌ってショートカット横断したものとみられている。警察ではクルマの運転者から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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