トヨタ東日本学園開所式「東北の未来を創る学園としたい」

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トヨタ東日本学園(イメージ)
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トヨタ自動車東日本は3月27日、トヨタ東日本学園の開所式を開催した。

式典には、宮城県村井知事、トヨタ自動車の小澤副社長他60人の来賓が招かれ、各教室や実習風景、併設されたPRホールなどの施設が公開された。

トヨタ自動車東日本の白根社長は、「トヨタ東日本学園の取組みを通じて、東北の未来創りに貢献していきたい。そのために人材育成を通じ、東北全体のモノづくり力を高め、地域の皆様と一緒に東北の未来を創る学園としたい」と抱負を述べた。

トヨタ東日本学園は、「人づくり」「環境・エネルギー対応」「地域連携」の3つを柱とし、「三位一体で未来の力を育てる学園」として人材育成を図るほか、先進的な環境・エネルギーマネジメント機能を備え、生徒や教員の参加型による省エネ・省 CO2活動を推進し、さらに地域に開かれた学園づくりに取組んでいく。

学園建物の特徴として、少エネルギー負荷(電力使用量)を目指し、「F-グリッド構想」と学園を連携。太陽光発電設備、蓄電池の設置など、エネルギー需給効率を向上させる仕組みづくりにも取り組んでいく。また高い耐震性能と自立的なエネルギーシステムを備えることから、衛星電話なども常備し、地域における災害時の情報受発信拠点として活用することも視野に入れていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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