中国国際航空(エアチャイナ)は、5月19日から成都~フランクフルト間の直行便の運航を開始する。
新路線は、中国西南部と欧州間の旅行者により速く、より経済的なオプションを提供する。
成都~フランクフルト便は、火曜、金曜、日曜の週3便で、便名はCA431/432。機材にはエアバスA330-200を使用する。飛行時間は約10時間。現在、成都など南西地域とドイツの間の旅行者は北京、上海、香港で乗り換える必要があり、少なくとも15時間かかっていた。
新路線では、成都を午前1時30分に出発し、フランクフルトには同日の午前6時10分に到着する。フランクフルト発は午後2時で、成都双流国際空港着に翌日午前5時40分に到着する予定。フランクフルトに到着した成都の乗客が接続便に乗り換え易い時間帯になるよう設定した。
成都は同社の南西中国における地域ハブであり、62の国内、国際、地域路線を運航している。メーンハブの北京、国際ゲートウエーの上海と並んで世界を結ぶ路線網の一部。
フランクフルトは欧州第2の航空輸送ハブで、世界に向けたドイツのゲートウエーとなっている。約260の航空路線がフランクフルト空港を利用している。新しい成都~フランクフルト路線の開設で両都市、両国間の旅行が容易になる。スターアライアンスによってエアチャイナの乗客は193カ国・地域1356の目的地へのアクセスが容易になるとしている。