スカイウェスト、三菱航空機のMRJ90を最大200機発注

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MRJ(資料画像)
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三菱航空機と米国のスカイウェストは、90席クラスの「三菱リージョナルジェット」(MRJ90)100機購入と、オプションで100機追加する契約を正式に締結したと発表した。

スカイウェストは、米国で2社のリージョナルエアラインを保有する持ち株会社で、2社を合わせたリージョナル運航は、世界最大規模。

今回の契約締結により、三菱航空機は、スカイウェストの米国でのリージョナル航空市場で、ビジネスを拡大するのを支援する。

スカイウェストへのMRJ納入は、現在のところ2017年に開始し、オプションが実施された場合の納入開始は2021年となる予定。100機購入の総額は、MRJ90のリストプライスで42億ドル、100機分のオプションが追加されれば更に42億ドル増加となる。

三菱航空機の江川豪雄社長は「今回の大型受注は、間違いなくMRJプログラムを成功へと導く、大変意義ある受注」とコメント。スカイウェストのブラッドフォードR.リッチ社長は「燃料効率性、客室快適性、環境性能性に優れるMRJは、我が社に更なる付加価値をもたらす。スカイウェストと三菱航空機は今後、更なる関係強化を図る」としている。

《レスポンス編集部》

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