11月のVWブランド世界乗用車販売、11.5%増

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フォルクスワーゲン パサート(北米仕様)
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  • VW パサート(北米仕様)
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フォルクスワーゲングループは12月11日、11月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は50万4800台。前年同月比は11.5%増と、2か月連続で2桁増を記録した。

2012年1‐11月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が前年同期比19.2%増の192万台。中国を含めたアジア太平洋地域では、18%増の212万台以上を売り上げる。

また北米は、前年同期比25.5%増の56万3000台。このうち米国は、北米専用セダンの新型『パサート』の好調により、35%増の39万4100台を販売した。

目覚ましい伸びを見せたのが、ロシア。1-11月実績は、前年同期比45.3%増の15万1400台。一方、信用不安が続く欧州は、前年同期比横ばいの158万台。地元ドイツは0.5%増の55万2200台と、かろうじて前年実績を上回る。

フォルクスワーゲンブランド(乗用車)の2012年1-11月世界新車販売は、前年同期比11.2%増の522万台以上。フォルクスワーゲングループのクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「11月の世界販売は良好なペース。2012年年間では、新たな販売記録を打ち立てるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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