自転車2台の重傷ひき逃げで逮捕された男、容疑を否認

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11月8日に広島県三原市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、広島県警は12日、大阪府八尾市内に在住する65歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。この事故では2人が重軽傷を負っているが、男は容疑を否認しているという。

広島県警・三原署によると、問題の事故は2012年11月8日の午後11時ごろ発生している。三原市木原4丁目付近の国道2号(片側1車線の直線区間)で、道路左側の路肩を走行していた2台の自転車に対し、後ろから進行してきたトラックが衝突。自転車は転倒したが、トラックはそのまま走り去った。

この事故で自転車に乗っていた63歳の男性が頭部強打の重傷。別の自転車に乗っていた42歳の男性も腕を打撲する軽傷を負った。2人はサイクリングの途中だった。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や防犯カメラ映像の分析を進めた結果、大阪府八尾市内に在住する65歳の男が容疑に関与したと判断。12日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

男が運転するトラックの左前部には衝突痕があり、これが逮捕の決め手となったが、調べに対して男は「何かにぶつかった気はしていたが、人には当たっていない」と供述。容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

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