米国の自動車最大手、GMは10月4日、カナダ・オシャワ工場にサードシフトを追加すると発表した。
今回の追加シフト導入は、GMのシボレーブランドの北米向け大型セダン、新型『インパラ』の販売好調を受けてのもの。同車の9月米国販売は、前年同月比10.4%増の1万5259台。2012年1‐9月累計では、14万0179台を売り上げている。
さらに、GMは2014年6月までに、オシャワ工場に新たな製造ラインを設置する計画。これに伴って、もう1シフトを追加する予定だ。また、カナダのセントキャサリンパワートレイン工場にもサードシフトを追加し、FF車用の6速AT増産に乗り出す。
2009年の経営破綻以降、新生GMはカナダに大型投資を実行。カナダ内の工場への累計投資額は、約10億ドル(約780億円)に到達している。