デンソーは、同社のCSR(企業の社会的責任)活動をまとめた「CSR Report 2012」を、ホームページ上で公開した。
レポートは、「CSRマネジメント」「社会性報告」「環境報告」の3つの柱からなり、国際的なCSR情報開示基準であるGRIに基づき、CSRレポートに求められる情報を網羅している。
CSRマネジメントでは、CSRに対する考え方、推進体制などを紹介。社会性報告では、ステークホルダーに対して行っているさまざま活動を紹介しており、同社社員・OBが小学生を対象に授業を行う「デンソーサイエンススクール」や、高等専門学校生を対象とした「小水力発電アイデアコンテスト」などの社会貢献活動をコラム形式で掲載している。
また、環境報告では、環境負荷低減に向けた活動を紹介。CO2排出抑制に向けた取り組みとして、アイドルストップシステム用スターターなどの省燃費製品や、工場においてエネルギーを必要なときに必要なだけ使用するエネルギーJIT(ジャストインタイム)活動などを掲載している。
さらに、同社のCSR活動の源流をたどる「CSRヒストリー」を新設。同社が創業以来大切にしてきた価値観や活動を紹介している。