日産車体の第1四半期、生産台数増加で営業利益2.5倍

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日産・NV350キャラバン
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日産車体が発表した2012年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比27.2%増の1089億0500万円、営業利益が同149.2%増の20億9800万円で、大幅な増収増益となった。

昨年度は、東日本大震災の影響による生産台数の減少があったが、2012年度は、今年2月に生産を終了した輸出向け『ピックアップ』の減少があるものの、『クエスト』や『インフィニティQX56』を始めとした輸出向け車種が増加していることに加えて、エコカー補助金の復活により国内向けの『ADバン』が増加した。さらには、6月に発売した新型『NV350キャラバン』の台数増加もあり、売上台数は同15.3%増の4万4228台だった。

経常利益は同171.2%増の19億7300万円、最終損益は、東日本大震災による災害損失の減少などにより14億4400万円の黒字となった。前年同期は6億4700万円の赤字だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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