ワゴン車が当て逃げ繰り返す、運転の男を逮捕

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25日午後4時10分ごろ、兵庫県神戸市東灘区内の市道を走行していたワゴン車が停車中のタクシーに接触する事故が起きた。ワゴン車はそのまま逃走。同区内や芦屋市内で当て逃げやひき逃げを繰り返した。警察は運転していた29歳の男を逮捕している。

兵庫県警・東灘署によると、最初に事件が起きたのは神戸市東灘区御影中町1丁目付近の市道。客待ちのために路肩へ停車していたタクシーなど2台のクルマに対し、後ろから進行してきたワゴン車が接触。そのまま逃走した。

警察では当て逃げ事件として捜査を開始したが、同一のワゴン車とみられるクルマは東灘区青木5丁目付近で自転車に衝突。85歳の男性が頭部打撲の軽傷を負ったが、そのまま逃走。芦屋市内の国道2号を逆走し、クルマ3台と衝突しても止まらずに走り続けた。

最終的には芦屋市川西町付近の市道を走行中に路外へ逸脱。電柱に衝突する事故を起こして停止。クルマは盗難車だったことから、警察は運転していた29歳の男を窃盗容疑で緊急逮捕したが、事故によって重傷を負っていたことから後に釈放。病院へ収容している。

警察では男の回復を待ち、自動車運転過失傷害容疑や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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