資源エネルギー庁が27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月25日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり141.2円となり、前の週と比べて1.2円下落した。
レギュラーガソリンの下落は12週連続で、142円を下回ったのは、2011年2月28日の調査以来、1年4か月ぶり。
地域別では、四国で1.8円、北海道で1.5円、東北で1.3円、関東で1.2円、中部と近畿、九州・沖縄で1.1円、中国で0.9円下落。全国すべてのエリアで前週を下回った。
ハイオクガソリンも1.2円値下がりして152.0円、軽油は1.0円下がって123.1円だった。
ガソリンの実売価格データを集計している「e燃費」によると、6月27日のレギュラーガソリンの全国平均価格は133.36円/リットル、ハイオクは142.99円/リットル、軽油は113.04円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。ガソリンスタンドでは法人カードや提携カード、クーポンなどの割引施策をおこなっているため、購入価格平均は販売価格平均より安くなる傾向がある。
★e燃費(運営:イード)によると、4月25日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.61円/リットル、ハイオクは158.13円/リットル、軽油は126.49円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL
http://carlifenavi.com/