HRTのナレイン・カーティケヤンに対する事情聴取を行ったF1マレーシアGPスチュワードは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)のパンクを招いた接触の責任をカーティケヤン側にあると認め、ドライブスルー相当の処分を科すと決定した。
結果、カーティケヤンのレースタイムに20秒が追加され、ポジションはHRTのデラロサの下になる22位に落ちている。
ベッテルのコメントだ。
「むしろ、無線が壊れてしまったことが痛かった。混乱したレースの進行状況がわからないのは本当に困ったよ。精一杯がんばって上位を目指していたけど、こういうかたちでレースに負けるのは非常に複雑な気分だ。ちゃんと前を見てドライブできないドライバーには『困ったもんだね』と言うしかないよね」
マレーシアGPでカーティケヤンはバトンとのクラッシュにも関係したが、こちらはマクラーレン側が全面的に責任を受け入れている。