夜間は信号機が停止の交差点、横断者がはねられ死亡

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5日午前5時ごろ、石川県金沢市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた75歳の女性に対し、進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた78歳の男を現行犯逮捕している。

石川県警・金沢中署によると、現場は金沢市野田町付近で片側2車線の直線区間。信号機と横断歩道が設置されている。75歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する78歳の男性を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

事故当時、クルマ側の信号機は黄色点滅状態だったが、歩行者側は夜間停止のため点灯していなかった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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