テスラ JB・ストローベルCTO「トヨタやパナとの提携は互いにメリットあり」

自動車 ビジネス 企業動向
テスラモーターズCTO JB ストローベル
  • テスラモーターズCTO JB ストローベル
  • テスラモーターズCTO JB ストローベル
  • テスラ ロードスター
  • テスラ ロードスター
  • テスラジャパン 青山店
  • テスラジャパン 青山店

3月1日、テスラモーターズのJB・ストローベルCTO(最高技術責任者)がテスラモーターズジャパンの青山店に来日した。最新の開発状況や他社との締結について話した。

技術面についてストローベルCTOは、モーターについて言及。「モーターはすべて社内で開発した誘導モーターを使用しています。誘導モーターの内部にはマグネットが必要無く、希土類元素は使わず銅と鋼鉄でできています。これはもっとも効率的な仕組みと考えています」と話した。

またテスラは2011年、パナソニックとリチウムイオン電池の供給に関する契約締結や、トヨタ自動車とEV向けパワートレインの供給契約を結び、他社と多くコラボをしている。これに関しては、「トヨタやパナソニックとの関係はお互いにとって非常にメリットのあるものだと感じてます。当社は大きな会社から高品質の製造技術を学んでいます。逆に、当社からは速やかな意思決定や新しいアイデアに対してオープンな姿勢を、日本の企業に理解してもらっているのではないかと思っています」とした。

テスラは、カリフォルニア州のシリコンバレーに本社があり、他のベンチャー企業と共にイノベーションの文化が浸透している。「シリコンバレーでは、間違ってもいい、という意識を待って新しい物に挑戦する意識が強い」とストローベルCTOは語った。

《太宰吉崇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集