トヨタ自動車の海外法人、トヨタオーストラリアは23日、現地工場の従業員350名を削減するリストラ策を発表した。
今回の人員削減は、ビクトリア州アルトナ工場の減産を受けての対応。同工場では2011年の生産台数が9万4000台にとどまり、前年比21%減と落ち込んでいた。
トヨタオーストラリア安田正秀社長兼CEOは、「現在のオーストラリアの市場動向を考慮すると、今回の対応は必要な措置」とコメントしている。
トヨタは2011年12月、新型『カムリ』をオーストラリアで発売。2012年は、新型『カムリハイブリッド』の現地発売が控えている。