デトロイトモーターショーのシボレーブースでは、黄緑色のメタリック塗装がほどこされたド派手な『カマロ』が登場した。おもちゃのようなこのモデル、実はミニカーブランド「ホットウィール(Hot Wheels)」とのコラボレーションにより生まれたコンセプトモデルなのだ。
ホットウィールは米国ブランドらしいカスタムカーやオリジナルレーシングカーなどのミニカーを販売、日本をはじめ海外でも人気のミニカーブランドだ。今回展示されたカマロは、ホットウィールの世界観をそのままに「究極の21世紀のおもちゃを創る」として開発された。
『カマロ・ホットウィール・コンセプト』と名付けられた同車は、ミニカーを彷彿とさせる黄緑色のメタリックにペイントされたほか、オリジナル20インチホイールを採用、さらにボンネットフードにブラックアルミのエアアウトレットが設けられた。レーシーな雰囲気と相まって、まさに「リアル・ホットウィール」を感じさせる仕上がりだ。
実はカマロとホットウィールはこれまでも、海外モーターショーを中心にイベントや展示ブースで様々なコラボレーションを展開している。「若者にクルマの楽しさを伝えていくことが今後の最大の課題のひとつ」と考えるシボレーブランドらしいエンターテイメント性あふれる演出だ。