飲酒運転の末に約700mひきずり、19歳少年を逮捕

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5日午前0時40分ごろ、長野県長野市内の市道で、路肩を歩いていた17歳の女性2人が広報から進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。クルマはうち1人を約700mに渡ってひきずり逃走。2人は死傷した。警察は後に19歳の少年を逮捕している。

長野県警・長野中央署によると、現場は長野市三輪5丁目付近で車線区別の無い直線区間。17歳の女性2人は道路左側の路肩を歩いていたとみられるが、後方から進行してきた軽乗用車が衝突した。

うち1人はクルマの下敷きになったまま、約700mに渡ってひきずられて全身を強打。近くの病院へ収容されたが約2時間後に死亡。もう1人も頭部強打の重傷を負っている。

クルマはそのまま逃走したが、事故から約30分後に衝突痕のある軽乗用車が現場に戻り、運転していた同市内に在住する19歳の少年が容疑を認めたことから、警察は自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)容疑で逮捕。助手席に同乗していた20歳の男からは道交法違反(飲酒運転車同乗)容疑で事情を聞いている。

調べに対して少年は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。クルマは知人から借りたものだった。警察では危険運転容疑の適用も視野に入れ、事故発生の詳しい経緯を調べる方針だ。

《石田真一》

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