ダイハツ工業は、国内新車販売が予想以上に好調なことから2012年3月期の通期連結業績見通しの利益を上方修正した。
軽自動車『イース』などの受注が好調で国内のダイハツ車の新車売上げ台数は前回予想より2万1000台増の53万7000台となる見通し。海外のダイハツ車も7000台増の38万3000台を予想。受託生産・OEMも前回予想から2万9000台増の45万9000台に上方修正した。
業績予想では、売上高は1兆5700億円で前回予想を据え置いた。
営業利益は新車粗利の増加などから前回予想よりも100億円増となる950億円となる見通し。経常利益は80億円増の1000億円を予想する。
最終利益は370億円を予想していたが前年同期並みに近い500億円に上方修正した。