フォルクスワーゲングループジャパンの正本嘉宏マーケティング本部長は8日、本社からの供給不足で受注残を抱えている『ポロ』について、来月までには解消し、販売も正常化するとの見通しを明らかにした。
正本本部長はポロの受注残について「1000台以上ある」ことを明らかにした上で、「先月末ぐらいの着船分から入りだしたので、今月から来月にかけて受注残は解消していくと思う。タマが相当入ってくるので販売も正常化する」との見通しを示した。
正本本部長は、「本国にオーダーを入れても、その車がいつ生産されるかも見通しが立たないような時期があった。それがようやく1000台単位である程度生産ができるようになってきた。攻めのフェーズにようやく入ることができた」と安どの表情を浮かべた。
具体的な納期については「GTIだとまだ先になるが、いわゆる売れ筋のモデルに関しては仕様さえ合えば通常の手続きで納車できるので、早ければ2-3週間でやることが可能」と述べた。