全国軽自動車協会連合会が12日発表した「軽自動車の世帯当たり普及台数」によると、今年3月末時点の軽の普及台数が初めて2世帯に1台を超えた。
今年3月末現在の軽自動車の保有台数は2707万3579台と前年同期に比べ42万0073台の増加、世帯数は5354万9522世帯と前年同期にくらべ18万6721世帯増加した。保有台数と世帯数をもとに算出した100世帯あたりの軽の普及台数は50.6台となり、2世帯に1台を超えた。
軽の世帯当たり普及台数は1977年以降、35年連続で増加。1982年に5世帯に1台を超え、2000年に2.5世帯に1台になった。軽は保険や税金の維持費が安いことや、規格の改定で軽自動車自体の商品力も向上していることが背景にあると見られる。
今回は東日本大震災で岩手、宮城、福島の22市町村分が未集計のため、22市町村分は2010年3月末時点の数値で集計した。