6月11-12日、福島県棚倉町周辺で開催された全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう! 福島 MSCCラリー2011」は、同ラリーに14年ぶりに参加した新井敏弘選手の『インプレッサ』(チームアライ)が優勝した。
同大会では、東日本大震災で被災した福島県を支援するため、イベントタイトルに本拠地の福島を冠しての開催。ラリーには、ヨーロッパを中心に開催されるIRCに参戦中の新井敏弘が14年ぶりに参戦したほか、俳優の哀川翔もドライバーとして出場し、合計58台がエントリーした。
コースは、オールグラベル(未舗装路)の計12本・55.86kmのステージが設定されたが、SS11(2.28km)はキャンセル。新井選手は、初日を首位で終え、翌日のデイ2では、奴田原文雄選手の「ADVAN・PIAA ランサー」と一騎打ちの首位攻防を展開、結果、新井選手が5.3秒差で首位を守り切った。